こんばんは〜、ビスコです。
昨日の記事でバフェット流の投資方法について再度確認をしました。
そして、そこには投資をする上でHowではなく、根本的に守らないといけない重要なポイントWhatが2つありました。
それは、次の2つです。
投資をするタイミングを選ぶこと(いつ投資するのか?)
投資する企業を選ぶこと
2つあるポイントうちで8割方投資の成功・失敗が決まってしまうのはこちらのポイントだと思います。その理由は一時的に下がったとしても、成功する企業は必ず市場の注目を浴びるようになり株価にそれが反映されていくからです。
それでは、投資をする企業を選ぶ基準はなんでしょうか?
それは
具体的な基準はどうしたら良いの?
では、何を判断基準に利益を出し続ける騎乗と判断するのか?ということですが、バフェット流で判断するなら、自己資本利益率の伸びということになります。
個人的にはそれだけではなく、EPSの伸び率もの重要だと思います。また、フリーキャッシュフローも年々増加しているのか?という点も重要だと思います。
ここでまとめると、利益を出し続ける企業なのかどうかは、次の3つは最低押さえておこうとなります。
・EPSは年々増えているか?
・フリーキャッシュフローは年々増えているか?
また、フリーキャッシュフローの例としては、GAFAMのFacebookや今お騒がせ中の中国企業のアリババはいい例です。
投資するタイミングを選ぶこと
どんなに良い企業であっても、株価がかなり高い状態では、得られる利益が少なくなってしまいます。そのため、割高となっている企業については、その購入タイミングも検討しておく必要があります。
ただし、ここ10年S&P500の結果を見ても、大きなトレンドとしては右肩上がりであったので、企業選定が間違わなければそこまで重要ではないのかもしれません。
例えばジョンソン&ジョンソン(JNJ)などの優良企業を見てみればわかります。
ディフェンシブセクターのセルスケアで、同じぐらいの歴史があるファイザー(PFE)を見てみましょう。
同じぐらいの時間の中で上がったり下がったりしているのがよくわかります。大きなトレンドとして、右肩上がりにならないので、今が買いの時期なのか?そうでないのかを見極める必要があります。
ただし、ファイザーのような企業ではなく、長い間右肩上がりとなっている企業を選ぶということの方が安心できると思うので、そのような企業を探す方に時間を使った方がいいとは思っています。
右肩上がりの企業なら、少し高めだったり、株価が落ちたとしても、その原因が企業活動の大きな転換によるものでなければ、いつ買っても良いと思うからです。
具体的な基準はどうしたら良いの?
タイミングの基準としては、2つの視点が必要だと思います。
・PERとEPSの成長率による割高度合い
トレンドを読む
株価の割高度合いを判定する
バフェット氏はEPSを米国長期国債の金利を割引率として企業価値を判断し、現在の株価との乖離を安全マージンとして捉えていました。
私も参考までに算出することはありましたが、超低金利時代の今はこの割引率が結局、恣意的な値で算出することになり、そこまで数値の信憑性がないという感じに思えたので今は採用をやめました。ただ、何も基準がないという人にとっては、これを参考に算出してみるのものいいと思います。ただ、ほとんどの株は買えなくなります。
じゃ、何をもって判断するのか?というと、EPSの成長率とPERとの関係で判断するという方が、現実的な気がしています。
こちらは、ピータ・リンチ氏の判断基準になるのですが、EPSの成長率が10%なら、PER10倍以下の企業に投資をするということです。数式に強い人にとっては次の方がわかりやすいですね。
EPS成長率÷PER > 2
EPS成長率÷PERについて次のような判断となります。
1〜2:投資を検討
1以下:投資見送り
これの方が恣意的な判断が入りにくいです。
先日のNetflixの記事を参考に見てみるとFY21のEPS成長率が73.81%、PERは56.54倍となっています。PERだけを単純にみると割高としか判断できません。
しかし、73.81%の成長率を加味すると73.81÷56.54により、およそ1.3と判断できます。タイミングとしては、よくはないですが、悪くもないという判断になり、その他の要素と合わせて投資するかどうかを判断することになると思います。
まとめ
今回は、投資をする上でこれだけ守れば良いという内容についてふれました。
人気投票となっている既存の株式のやり取りの中では、
いつ投資すれば良いのか?
この2つの判断さえ合っていれば大きく損をすることはないということになります。
利益が出るまでには多少時間はかかったとしても。そして、いつ投資するのか?というのはオマケみたいのもので、どの企業に投資するのか?という方が遥かに重要だということですね。
それが決まれば、投資タイミングはいつだって良いというのは言い過ぎですが、それでも早い方が良いというのが言えます。
本文で見たJNJの結果が物語っています。そして、自分で徹底的に調べた企業であれば、市場環境が悪かったとしても持ち続ける自信につながると思います。
それでは、皆さんも良い企業が見つけられるようになって、投資で未来を切り開いていきましょう。