こんにちは~、ビスコです。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
以前、資産形成本について紹介しましたが、今回は株式投資をするにあたっておすすめの書籍を3つ紹介したいと思います。
いろんな株式投資に関する書籍が出ていますが、私自身も読んで、投資の根本的な成功する考え方を学ぶのにとても良いと思う書籍となっています。
全く株式投資をしたことがないという方が読むにはちょっとハードルが高いかもしれませんが、何回も読むことによって理解できるようになってくると思いますし、できれば3冊とも読んで欲しいと思います。
活用方法としては、読んでは実践して、うまくいかなかった点や投資先を検討する上でこれってどう考えるんだっけ?という感じで、繰り返し読むことで自分自身の力になっていくと思います。
私自身もよく忘れるので、事あるごとに読み返していますし、最初から最後までも少なくとも3回ぐらい読んでます。
ここで紹介する本は次のようなこと思っている人にこそ読んでもらいたいと思っています。
●みんなが購入している株、本当に大丈夫なの?
●他の人が見つけていない金の卵を見つけるにはどうしたらいいの?
ピーター・リンチ氏やバフェット氏の投資手法について、色々なサイトで書かれていると思いますが、サイトに書かれていることは断片的であることが多いです。
そのサイトが悪いわけではないですが、書かれていることが重要なポイントに絞られて書かれており、そのポイントを実践するために必要な考え方、背景などについてまで書かれているサイトは多分ない気がします。
そして、そういう背景がわからないないと彼らがいう投資判断基準は正確には理解できず、100%確実に勝てる方法がない投資の世界で、うまくいかなかった時になぜうまくいかなかったのかが理解できません。
なので、投資がうまくいかない方も、ぜひ次の3つの書籍を読んで欲しいと思います。
ピーター・リンチの株で勝つ[新版]
この本は、ピータ・リンチさんがフィデリティで活躍されていた時の経験をもとに、投資の考え方についてまとめた書籍となっています。
かなり古い書籍ですが、内容は全く色褪せていないものになっていると思います。つまり、現代にも通用する根本的な投資の考え方が書かれています。
ファンドマネージャーとしてプロの視点を持ちつつも、プロ故に勝てない、逆にアマチュアだからこそ勝てる要素に視点を当てて記載されていて、サラリーマン投資家である私は大きく影響を受けましたし、この方の考え方を実践することによって成果が出始めました。
個人投資家が利用できる、個別株の判断基準を明確に記載しています。その判断基準は、彼がフィデリティのファンドマネージャー時代に利用していたものということなので、プロがどのように考えているか?判断しているか?を知るのに良い指標値となっています。
また、財務諸表の読み方についても、ポイントを押さえて書かれています。しかも、学術的な財務諸表の読み方ではなく、投資をする上で必要な、実践的な読み方なので、投資をするにあたって、どの項目から読みといたら良いのかわからないという方が読むのには適していると思います。
プロとアマチュアで知れることの情報量に差はほとんどなくなっている現代において強力な武器を手に入れたようなものだと思います。
株で富を築く バフェットの法則
この本は、かの有名なバフェット氏の投資手法について、ロバート・G・ハングストローム氏が書いた書籍です。
バフェット流の投資方法学びたいという人にはうってつけの書籍となっています。
ピーター・リンチ氏のようにバフェット氏自身で書いていないですが、書いてある内容は第三者から見た視点でありますが、バフェット氏の投資手法をわかりやすく書いた内容となっていると思います。
バフェット氏と言えば「バリュー株投資家」として有名ですし、その通りかと思っていましたが、だいぶ前からすでにバリュー株投資家ではなくなっていたというのが、この書籍を読んで初めて知りました。
その事実を知ってから、バフェット氏の投資先選定について合点が行くようになりました。
書かれている内容はピーター・リンチ氏の投資判断基準と似通っている点もあり、とても合理的なものとなっています。
こちらの書籍が良いのは、実際にバフェット氏が投資した企業を例にどう判断して投資先としたのかが書かれている点です。
あとからキレイにまとめている可能性もありますが、どのようにバフェット氏が考え、それぞれの企業へ投資していったのかがわかる書籍となっています。
そして、その過程を書籍を通じて追従できる点は、投資家としてのスキルをリスクなくアップさせることができるので、とても有用だと思います。
株式投資 第4版
ジェレミー・シーゲル氏って知ってますか?
失礼な言い方かもしれませんが、この方を知っているかたは、すでにご自身でかなりの投資の勉強もされていて、経験を持っている方だと思います。(私はこの本に出会うまで、この方の名前を知りませんでした。)
こちらの書籍もかなり古く、15年以上前のものとなりますが、この書籍の中で過去100年以上のデータをもとに株価がどう変したのか、米国株の低迷期、バブル期がいつ訪れて、その後どう変化したのかを克明に記載しています。
これだけのデータをもとに分析している書籍は、この後販売された書籍で見かけたことがないです。
そして、これだけインターネットが発展した現代では、この書籍に書かれていることを見本として、現代の環境に合わせて自分自身で分析できるようになると思います。
多少データは古いですが、客観的なデータに基づいて、米国市場、個別株の分析結果が載っているのでとても参考になります。
私は、この書籍で初めて株は持ち続ければ元本割れしない投資先であり、もっとも効率的な投資先ということを知りました。
この事実を知っているからこそ株式投資がギャンブルではないと思っています。私自身はこの書籍を読むまでそのようなことを思えませんでしたし、日本株に投資している限り、効率的な投資先とも思えませんでした。
長期投資を考えている人にとっては、安心して投資活動ができる判断材料がかなり多く載っていると思います。
金本位制がなくなり、管理貨幣制度となったことがきっかけで、貨幣の価値が大きく変わりました。インフレの発生や金利変動によって、自分自身でどこにどう投資したら良いのか発見できるようになると思います。