米国市場への投資家心理は弱気になりつつあるかもしれない。

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こんばんは〜、ビスコです。

今週、注目する経済指標値:新規失業者保険申請件数が昨日発表されたので、それをもとに現状を考察したいと思います。

今日の記事のポイントは次の通りです。

・指標的には安適的な経済状況が垣間見える。
・市場に参加している投資家心理はかなり落ち込んでおり、逆にいまが投資チャンス。
・投資先としては最新テクノロー時を取り扱っている企業も投資先候補として有力になりつつある。

新規失業保険申請件数

今週の新規失業保険申請件数は、予想を大きくはずれることはありませんでした。

結果:353(千件)
予想:350(千件)
前回:348(千件)

昨年度からの推移を見てみます。

だいぶ落ち着いてきましたね。

昨年度よりも落ちてきているのと年初から見ると約半分になっています。
前回記事で米国のコロナ新規感染者数が増加傾向になる旨を触れました。

今回の数値は7月、8月とコロナ新規感染者数増加している割には、数値が上がってきていないということからするとコロナ感染による影響は一定の範囲に収まっているということになると思います。

そういう意味では少し安心材料なんではないかと思っています。

米国市場の状況

ただ、昨日は、FRBパウエル議長の発言内容を確認したいということとアフガニスタン情勢が不安定な状況ということから様子見ムードが多くなり全面安状態となっています。

一部の好決算情報により上がったものがありますが、下のグラフのようにほぼほぼ株価下落しています。
CRM(日本でも有名なセールスフォースドットコム)が売上増となり少し値上がりしていますね。こちらについては、後日、分析したいと思います。

 

CNNが発信している、市場に対してFear(弱気)なのか、Greed(強気)なのかを公表している数値を見てみると投資家心理もここのところ沈んだ状態となっています。

過去2年ほどをみてみるとコロナ前はプラス、マイナスに揺れているのが見れます。
コロナ発生で投資家マインドは一気に2018年11月ごろのように一気に弱気へと写っているのがわかると思います。その後2020年は強気傾向で進んで2020年11月ごろをピークに2021年は弱き傾向となっています。

2020年の10月ごろの落ち込みは、コロナの第3波到来に伴って下げいるもので、コロナの新規感染者数増加というニュースの影響に投資家心理が大きく動いていることがわかります。

この状況を受けてどう動くのが良いのか?それとも動かないという選択をするのが良いのかというのは、なかなか難しい選択だとは思っています。

しかし、今回のコロナ発生時の落ち込みは、リーマンショックなどの大きな経済ダメージ発生ぐらいの規模だと思っています。現時点でそこまで経済が立ち返ることはないと思っていて、中期的な視点にたてば、今は買いポジションで良いと思っています。

どのセクター、銘柄が良いのか?というのが次の論点になってくると思います。

ハイプサイクル

どの分野の銘柄が良いのかということでいうと以前お伝えしていますが企業業績が良く、割安のものが定番の選択となると思います。

これはあくまで参考ということで、この企業が良いという意味ではありません。もちろん、私個人的には良いと思っています。

このコロナでも大きく企業業績を伸ばし、株価もアップしたものは何かというとハイテク企業であるというのは間違いないと思います。GAFAMはじめ、Zoom, SalesForce, Adobeなどなど、しばらく安定的に株価上昇が狙えるとは思いますが、これらのハイテク企業が株価倍増というのは難しいと思います。

そこで、今後きそうなハイテク産業がどういうものかというのをハイプサイクルというグラフでみていきたいと思います。

毎年ガートナーが発表している先進技術の潮流を示したグラフで、読者の中にもみたことがある方がいらっしゃると思います。今年もつい先日発表されました。

この発表内容からすると流行りのピークを迎えている最新テクノロー時はというと、つい先日ビザがNFTを購入というニュースで沸かしてましたが、NFT技術ですね。だから、今NFTにのっかている企業がいいというのは早計です。

このハイプサイクルでは何を示しているかというと、技術ピークを迎えた後間違いなく、みなに見放される時期がやってきて、そして、再び脚光を浴びる時期がくるということです。そして、株価として脂が乗ってくるのは再び脚光を浴びるタイミングということになります。

そして、それが大体2〜3年後という話なので、NFTの場合は2023年ごろが投資市場ではもてはやされる時期になるということです。

今の話から逆算すると2018年〜2019年ごろピークを迎えていた技術に強みを持つ企業が今まさに上がろうとしているないし、直近できそうな企業ということになりそうなので、そちらのハイプサイクルも載せておきます。

2018年に期待ピークの技術のいくつかは今は結構ビジネスの現場でも言われるようになってきたものが多いですね。すでにこれらの企業はすでに収益を上げていて、株価の伸びという意味ではこれからも難しい局面に貼っているものあると思います。

2019年の方はからかなりAI関連のキーワードが多くなってきているのと5Gというキーワードが出始めましたね。あと宇宙関連のキーワードも出てきています。私としては2018年のキーワードよりも今後2〜3年を見据えた投資を考えるなら、こちらのキーワードに関連する事業を営む企業への投資の方が妙味がありそうだと思っています。

まとめ

今日は、経済指標値と現状の米国株への投資家心理についてみてみました。

指標値的にはコロナ感染者数増加と言いつつも、安定的な的な状態に向かっていっている。ただ、投資家心理は非常に冷めきっている状態なので、今が投資チャンスだと思われます。

ただ、投資先としてはどこが良いか迷いますが、最新テクノロジーを扱っている企業も投資先候補として悪くない選択しになりつつあると思います。

それでは、不安定な今だからこそ一歩踏み出して、投資してみましょう。そして、投資で未来を切り開いていきましょう。

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