こんにちは〜、ビスコです。
先日、こちらの記事で中国株についてこの先の見通しとしては、中国株への投資余地はあるというを取り上げました。
この記事を挙げた次の日ぐらいから大暴落まっしぐらという状況でしたが、逆にこの暴落が投資チャンスを広げた形になっているようです。
7月に入り中国当局の規制で軒並み株価下落が続く中国株ですが、
・大手投資銀行ゴールドマン・サックスでも中国株への急激な変化には冷静に対応するように呼びかけ。
大暴落する中国株に押し目買い殺到
ここのところ続いている中国株の下落に乗じて、一部の個人投資家が押し目買いをしていることがわかりました。
もちろんSPYなどのS&P500指数に連動するETFやNASDAQ指数に連動するQQQにも資金が流入しているようですが、中国ADR株へも数億ドル単位で資金が入っているようです。
機関投資家は政治的な背景もあるので、なかなか手が出しづらい状況なのかもしれませんが、個人投資家にはそういう規制はないので、今後の上昇が見込める投資先に資金が入るのは当たり前ですね。
個人的に魅力的と感じる個別銘柄の動き
中国株の中で注目している5銘柄について、過去1年の値動きと以前の記事でもみましたがさらに音下がっているので、ここでもう1度PERを見てみました。
BABA
過去1年の高値から-38%ダウンしている状態。PERもS&P500の平均21倍からすると割安状態と思います。今後2年〜3年を考えるならかなり割安かと思います。
BIDU
今回見た5社の中で一番下落していたのが、BIDUでした。業績悪化が見えないのに-50%以上のダウンは早々ないのです。
そして、PERもかなり割安と思えます。
JD
株価ダウンについては、先に挙げた2社と同じですね。ただ、PERは現時点では割高となっているので、もう少し様子見でも良いような気がします。
FUTU
FUTUはここ数字ですごい下げましたね。買おうかどうしようか迷いました。結局買えなかったのですが、これだけ下がっているとJDよりも買いやすいですね。
NETES
NTESは、5社の中では一番ダウンしていないような感じですが、27日の終値ベースで見ると30%オーバーのダウンとなっています。
値動きが激しいので、割安ではあると思っていますが少し様子見でも良い気がしています。ただ、中期的にみるなら買っても良い水準だと思っています。
どの企業もかなり割安という状態と感じています。底を打ったのか、少し様子見というスタンスもありつつ、それぞれのPERを考えるとここまで下がっているなら、購入を検討しても良いと思っています。
大手投資銀行 ゴールドマン・サックスの見解
投資銀行ゴールドマン・サックスでも顧客から中国株に対して、懸念の声が上がっているようですが、ゴールドマン・サックスのストラテジストからは、「中国株に対してそこまで悲観的にならないように」とアドバイスをしているようです。
ゴールドマン・サックス自身が中国株に注力しているというわけではないですが、中国Aカブに対しては、オーバーウェイトを維持している点を考慮すると今後の中国株はまだ伸び代があるという見解とも取れます。
個人投資家だけでなく、機関投資家も中国株には注目しているということの証拠だと思います。
まとめ
この記事では、今年に入ってから下落続きの中国株の未来について検討してみました。
ポイントは次の通りかと思います。
・それを見越して、個人投資家の買い参入あり。
・機関投資家も、中長期的な判断が必要で現時点での売りは推奨せず、ホールドというスタンス。