中国経済 成長率に鈍化が見えるが、中国企業の行方は?

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こんにちは〜、ビスコです。

本日は、中国GDP成長率が鈍化しているように見えるが、主要中国企業はどうかをみていきたいと思います。

この記事では、

・中国経済の現状を考察しています。
・その中で中国企業がどのような状況かを確認しています。
について触れています。

中国経済V字回復後の状態は?

中国経済の実態としては、2021年1−3月期成長率(前年同期比)18.3%増に対して、4−6月期(前年同期比)7.9%と成長率がダウンしています。

中国GDP成長率(前年比)

この2つの成長率の比較から中国経済の成長率が鈍化したという風に言われているようです。

回復鈍化の原因は?

4ー6月期の成長率が低下した原因は、次の2つと考えられています。

・コロナ禍により、中国国民の所得が減少したこと。
・コロナ感染により旅行や支出に関して制限が加わったこと。
下落要因としては、仕事量が減ったので、国民全体での所得が減ったこと。そして、中国政府による規制で経済活動(お金を使う場面)が抑えられたことによるようです。

今後の動向

中国GDPの下落要因を考えるとコロナ禍から回復傾向にある現在、今後の中国経済活動は今後も順調に推移するのではないかということが推測されます。

そして、中国経済活性化策の手段として、中国政府は、預金準備率の引き下げを行なったようです。これにより、市中にお金が回れば、現在の米国経済と同じリスクはあるものの経済活性化は見込めると思います。

ただ、そもそも今回の4−6月期の成長率が本当に鈍化しているのかどうかというと、中国政府は2021年の目標成長率を6%超としており、7.9%の成長率は、そこまで低い数値とはなっていないように思えます。

なので、預金準備率引き下げは、予防線的な役割ぐらいで、回復の要因は中国企業の底力に寄るところが大きいのではないかと思っています。

中国企業について

そこで、米国市場に上場している中国企業(ADR銘柄)について考えてみたいと思います。

米国市場に上場している企業は、アリババ集団(BABA)、百度(BIDU)、ニオ(NIO)、ディディ(DIDI)、JDドットコム(JD)などなど多数あります。その多くの企業が、ここ1年の高値から30%〜50%ぐらいダウンしています。

中国企業は、グローバルで展開しているものもありますが、その主要マーケットが中国本土ということが多いです。(詳細は個々の企業の地域別の業績を分析する必要があります。)

中国経済の先行きはそこまで不安定ではなく、個別企業の株価がかなり落ちている。中国企業の業績が今後悪くなるという懸念は、経済的視点からすると少ないのではないかと思います。

そういうことをトータルで考えると、株価が下落している今が狙えるチャンスだと思えます。どの企業に投資するかは別途判断しようと思います。

まとめ

この記事では、中国の経済状況と今後の動向についてみてきました。それを踏まえての中国企業への投資余地についても考察してみました。

まとめると次のようになります。

・中国経済は、鈍化が叫ばれているが、そこまでではない。
・鈍化と思われる要因は、コロナ禍による影響。
・中国企業の株価は、実態より下がっているものがあるようにも思える。(詳細は別途分析が必要)

皆が危ないと言っている時がチャンスであることも多いです。

投資はギャンブルではない。投資で未来を切り開きましょう。

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