雇用回復の兆しが見えても、投資家はまだ弱気の反応のようです

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こんばんは~、ビスコです。

先週末8/6(金)に非農業部門雇用者数(NFP)と失業率の発表がありました。その結果としては、予想を超えた結果となりました。その結果を受け市場がどう反応しているのか?今後の動きについて見ていきたいと思います。

この記事のポイントは次の通りです。

・雇用統計は3月と同じレベルで回復し、失業率も継続してさがっている。
・雇用情報からは米国経済の足元から回復が感じられる結果となった。
・しかし、投資家心理はそれに反応する形で回復はしていない様子。

雇用統計結果は米国経済の力強い回復が見られた

非農業部門(いわるゆサービス業)の雇用者数の経緯を見ています。

雇用者数は、予想84万人のところ94.3万人と予想を大きく超えて回復している状況であり、2021年3月の91.6万人と同等まで米国経済の状況は回復しているようです。

前回の記事では、雇用の余裕がまだまだあるから株価もまだまだ伸びる可能性ありというコメントしましたが、その兆しは、市場ではすでに動き始めているという形になりそうです。

そして、失業率も見てみると

こちらは1年前から順調に回復している傾向がみられます。そして、コロナ前の2019年は、3.6%~3.8%だったので、まだまだ伸びる余地はあると思っています。

市場の状況

8/6の市場の終わりの状況はというと金融業界、エネルギー業界は上がったようですが、IT業界、ハイテク業界はここまでかなり堅調に株価が上がっていた分、下がったようです。

ただ、雇用状況が回復という見込みに対して、投資家心理はそこまで回復していないようです。

1週間前よりは回復していますが、Fear&Greed Indexは36と50を超えてきていないところからすると、まだ楽観的に投資できるレベルまで状況ではないというのが、市場参加者の心理のようです。

そして、利上げ予測も一瞬2022年11月に傾いたようですが、またもとの2022年12月に戻ったようです。

いずれにしても2021年内の利上げはなそうですし、予測も1年以上先なので、1年後ぐらいに利上げがあるということを想定して、投資先を検討することになりそうです。

まとめ

今日は、8/6(金)に発表のあったサービス業の雇用者数の変化を見てみました。

結論としては、次の通りです。

・雇用状況は予想よりもかなり上振れして回復。
・市場参加者の心理状況はまだ様子見が多い。
・利上げタイミングもさほど変わらず、1年以上先の2022年末あたり。
予想よりも良い経済状況にもかかわらず、それによる投資家の反応は少し冷ややかな状況でした。単純にここ2か月ぐらいがかなりの株価が乱高下しているので手が出しにくい状況なのかもしれません。
ただ、そういうタイミングで仕込めることが個人投資家の強みともいえるので、割の良い投資先が見つかったなら、投資したほうが良いのではないかと思います。
それでは、投資で未来を切り開けるようにしていきましょう。
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