こんばんは~、ビスコです。
今週、私が気にする重要な経済指標は、22日に発表される新規失業保険申請件数ぐらいなので、そちらはその時に考察したいと思います。今日はそれより重要なFRBの金利引き上げがいつされるのかを考察していこうと思います。
●それによる投資方針の影響について
FRB金利引き上げタイミング
CMEのサイトによると6月中旬には、2022年9月に引き上げが予測されてました。そして、先週の予測は、2022年11月となってました。
今週にはいって、2022年11月の引き上げ予測は59.0%が現状と同じ低金利(0%-0.25%)が継続と予測されてます。前回の41.4%と比較するとだいぶ引上げ予測が落ちたと思います。
じゃ、いつになったかというとさらに1か月後ろ倒しの2022年12月の引き上げが濃厚という予測結果が出たようです。2022年12月の現金利継続は、39.2%となり6割以上の人は少なからず利上げがされているという認識のようです。ただし、こちらも1ヶ月前には29.8%と3割を切っていたのが、10%ほどアップしていることから、金利引き上げが延びる方向に動いています。
長期金利の動向
また長期金利(10年米国債)を見てみましょう。
現在の金利は1.31%と再び低金利の時代に入ってきました。今年に入って順調に金利がアップしていたものの、今年の3月待つをピークに再び下落傾向にありました。
このまま、金利の下げが止まらず、1.2%を下回るようなことになるとコロナが始まった次期と同じく、
再びハイテク株への投資が実を結ぶような状況になると思います。
またこの記事内では、金利の引上げ時期についても触れていて、第1回目を2023年3月、2回目を2024年9月と見込んでいるようです。CMEの予測よりもさらに後ろ倒しになっています。
今後の投資方針
CMEのFRB政策金利引き上げの時期が延びたこと10年国債利回りが低下しており、しばらく金利は低水準をキープしそうです。これらより、今後の投資方針は、以下のように考えています。
理由としては、低金利がしばらく続くなら、現時点での企業の投資抑制も限定的と考えられます。
世界規模でコロナ禍から脱出するにはまだまだ情報インフラの整備が必要で、そのための投資が必要となります。そして、巨大な投資により業績が延びる可能性が高い業界としてはグロース株(特にハイテク)だと思います。
購入してはいけないハイテク株、購入した方がいいハイテク株
前回の記事でも触れたように大手ハイテク企業の中でもも超割高なAmazonは危険信号粋ですね。今後3年のPERを見ても、割安になる様子が見られません。
それと比較するとFBとGOOGLがお手頃な価格に見えます。
マイクロソフト(MSFT)、アップル(AAPL)も高すぎることはないので、リスクを取れる人にとっては購入検討候補とはなります。そうでない人は手を出すのはやめておいた方がいいと思います。
これ以外にもいい企業(良い事業運営をしている会社)としては、セールスフォース(CRM)、アドビ(ADBE)もありますが、アマゾン(AMZN)と同等にかなり高い状態となっているので、今は様子を見る程度にしておいた方がいいかと思います。
まとめ
今回の記事では、FRBの利上げタイミングがいつなのかについて調査し、それによる影響と今後の投資方針について、考察してみました。
実際にいつ利上げがされるかはわかりませんが、利上げ後に市場環境が多少なりとも悪い方向に動く作業があるので、そうなったとしても耐えられるだけの米国経済の状況が改善しないと難しいのかもしれないですね。
この記事でのポイントは、次の通りでした。
・低金利時代が続くなら、投資先もグロース株中心へ