米国の好景気はまだまだ続く

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こんにちは〜、ビスコです。

今週の気になる経済指標としていくつかあるのですが、毎月第1営業日、第3営業日に発表される「ISM製造業・非製造業指数」について触れてみたいと思います。

これ以外に気になるのは、今日発表される「新規失業保険申請件数」と明日発表される「失業率」、「サービス業雇用者数」ですね。これらは今週末に触れたいと思います。

 

・製造業は予想より低い結果となった。
・サービス業は、予想よりもかなり高いものとなった。
・ただし、製造業、サービス業ともに平均水準を大きく上回っており、かなり好景気ということがうかがえる。(実際に、米国民がどう感じているかは置いておいてですが)

ISM製造業・非製造業景気指数

この指数が何者かということについて触れないといけないと思います。「ISM製造業・非製造業景気指数」という1つの指標ではありません。2つの指標値を長くなるのでくっつけて表記しているだけです。

ISM(Institute for Supply Management)という全米供給管理協会という団体があって、その機関が、企業の購買部門へアンケート調査を実施して、作成している指標値となっています。

ISM製造業景気指数は、毎月第1営業日に発表され、ISM非製造業(サービス業)景気指数は、第3営業日に発表されます。先月の結果が月初めに発表されることから景気先行指数として考えられています。

直近1年のグラフを見てみたいと思います。
一緒のグラフとして見る意味はあまりないのですが、別々に見る意味もなので合わせて載せています。

 

この傾向をみると製造業ついてはサービス業よりも早く回復に立ち上がり3月をピークに少し停滞しているのかと思います。ただ、この数値は50より上かどうかで判断する指数なので、50よりも9.5ポイント高い7月を考える製造業でも景気はだいぶ良いと判断できます。

2019年8月から50を割り込み続けた結果2020年2月、3月とコロナ影響により大きく下落し、2020年4月発表値は41.9でした。

一方、サービス業(非製造業)景気指数を見てみると製造業にお取りはするものの同じく3月にピークをつけて推移しているのかと思ったのですが、3月以降は60オーバーをキープしていて高止まりした感じになってますね。

アメリカでは経済活動が再開されて、飲食店や旅行なども解禁となっています。以下の記事でも触れているように新規感染者数が増加しているので、再度経済活動中断ということになるかわかりません。

ただ、そういうリスクはあるものの航空業界が4月に株価のピークをつけてからおよそ20%を超える下落を見せているので、今後のコロナからの回復によるさらなる航空機の利用率回復が見込めれば次第に、ころな前の状態に戻ってくると思いますので、今が仕込み時と考えています。

海外への渡航は米国だけで決められることではないので、国内線の方がリスクが低いかと思います。ということになるとサウスウエスト(LUV)あたりが投資先として候補に上がってきそうですね。

LUV以外で投資候補として考えられるのは、デルタ航空(DAL)とアメリカンエアライン(AAL)あたりかと思っています。理由は、財政的な面と事業の回復幅が高いからです。

 

 

まとめ

今日は、米国の景気指数を測るISM指数を見てみました。

この記事のポイントは次の通りです。

・製造業、非製造業ともに景気はよい。
・特に非製造業(サービス業)については、経済活動再開に伴って3月以降ずっと良い状態。
・新規感染者数増加によるリスクはあるもののコロナ禍から完全回復した米国経済をターゲットに航空業界に対しての投資も一案。
まだまだ、投資余地の多い米国株だと思いました。それでは、投資で未来を切り開いていきましょう。
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