米国雇用状況は好景気に反している?

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こんばんは~、ビスコです。

昨日は、米国経済は好景気が続いているようだという話を書きました。新規失業保険申請件数を見る限りだと、その数値をどう捉えるかによって見解が分かれそうです。

・2021年7月の新規失業保険申請件数は、横ばいとなり減少は見られない。
・コロナ前の水準にはまだ達しておらず、一般の人にとっては回復を実感しづらいのでは。

新規失業保険申請件数

年度始めから見るとだいぶ減ってきてはいますが、ここ3ヶ月(5月〜7月)を見るとほぼ横ばいとなっています。

この結果をどう捉えるかということで、今後の投資先の選択が変わってくると思います。横ばいで、コロナ新規感染者数が増えている今この先の見通しはちょっとくらいかもと捉えるとディフェンシブ銘柄か、現金保有を高めるということになると思います。

コロナ前の新規失業保険申請件数は20万件程度となっています。

つまり、今がピークというよりはコロナ前の水準まであと20万人の人の雇用が定常的に生み出されている状況までの余地があるという風にも考えられます。

私は、まだコロナ前まで経済状況になっていないと考えているので、まだまだ伸び代があると捉えています。安直に米国株価が上がるかというとそうではなく、対象を絞っていく必要があると思っています。

コロナ回復で業績が回復する業界、事業が今後1年ぐらいの間は伸びると思います。そういう業界としてはサービス業として飲食、旅行関連がまだ伸びると考えています。航空業界に関しては、昨日の記事で取り上げた通り、ピークから一服して20%超の株価下落となっています。

昨年度は赤字となって株価評価ができない状況でしたが、今の収益回復の状況をみると1〜2年という投資期間を見れば元の株価まで戻る可能性は高く、20%程度の利益は取れることになるので、投資先としては悪くないと考えています。

まとめ

今日は、新規失業保険申請件数から米国の経済状況を考察してみました。ポイントは次の通りです。

・まだまだ景気回復の伸び代はある。
・ただし、全業種で全般的に伸びるかというとそうではなく、銘柄は選ぶ必要あり。
・候補は、サービス業特に旅行関連、飲食関連。
個別銘柄の選択は、いつも通りPERをみて、フリーキャッシュフローの対象を見るところです。株価が下落している航空業界は狙い目ではないかなと個人的には思っています。それ以外の飲食関連についても次に取り上げたりと思います。

それでは、投資で未来を切り開いていきましょう。

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